スターバックスコーヒーの「リソースポジティブ」という運営指針
スターバックスコーヒーが2020年1月に発表した今後の運営指針「リソースポジティブ」。
これは、「リソースネガティブ」といわれる従来の経済活動の逆を目指すもので、地球の資源を経済活動によって使い尽くすのではなく、地球から得られた以上のものを経済活動によって還元していこうという姿勢です。
そしてその取り組みの一つとして、プラントベースフードの選択肢を増やすという動きがスタバでも始まりました。
大量の飼料や土地を必要とする動物性食品だけの商品よりも、低負荷ですむ植物性食品を使った商品も作って、消費者の選択肢を増やすという、プラントベース推進の展開になってきたのです。
10種の野菜と5種のビーンズ サラダラップとは
というわけで、スタバの大豆ミートアイテム、「グリル野菜&ソイハンバーグ フォカッチャ」に続いて、「10種の野菜と5種のビーンズ サラダラップ」の登場です。
どちらもリリースは2021年7月です。
10種の野菜とは、レタス、きゅうり、じゃがいも、玉ねぎ、グリーンリーフ、紫キャベツ、ブロッコリー、にんじん、カリフラワー、エシャロットの10種類ということになっています。
5種のビーンズとは、大豆、ガルバンゾー(ひよこ豆)、えんどう、レンズ豆、小豆の5種類です。
大豆ミートは形状もいろいろ作られていますが、このラップにはほぐしたチキン風の大豆ミートが使われています。
トルティーヤの生地はトマトピューレ入り。このトマトピューレはなんと、スターバックスのコーヒー豆をたい肥として栽培されたトマトからできたものです。ここにも「リソースポジティブ」があるのです。
10種の野菜と5種のビーンズ サラダラップのデータ
価格
1点税込484円
原材料
- フラワートルティーヤ
- レタス
- たれ(醤油、砂糖、水飴、濃縮りんご果汁、発酵調味料、その他)
- じゃがいも
- 玉葱酢漬
- ブロッコリー
- グリーンリーフ
- 紫キャベツ
- 大豆加工品
- 半固形状ドレッシング
- 人参
- 味付雑穀(えんどう、ガルバンゾー、レンズマメ、大豆、小豆、押麦、もち麦、玄米(国産)、その他)
- ガルバンゾー
- きゅうり
- カリフラワー
- マスタード入りレンズ豆サラダ
- じゃがいも加工品
- オリーブオイル
- レモン加工品
- レモン皮砂糖漬け
- 黒胡椒
- 食塩
- トレハロース
- 増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)
- 膨張剤
- グリシン
- 酢酸Na
- 乳化剤
- 酸化防止剤(V.C)
- クチナシ色素
- pH調整剤
- 酸味料
- 酵素
- ピロリン酸Na
- 香料
- 硫酸第一鉄
- 香辛料抽出物
※一部に小麦、卵、ごま、大豆、りんごを含む
栄養成分情報
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 塩分相当量 |
---|---|---|---|---|
243Kcal | 9.2g | 8.8g | 31.8g | 1.8g |
10種の野菜と5種のビーンズ サラダラップを食べてみた感想
きゅうり、紫キャベツ、にんじん、レタスと、カラフルな野菜が切り口から見えて楽しいラップ。
5種類の豆のほか、玄米、押し麦、もち麦などの穀物も入っています。
トルティーヤがピンク色だなあと思ったら、あとで調べたらトマトピューレ入り、そのトマトもスタバのコーヒーかすで作ったたい肥で育てたもの。手が込んでいます!
さすがスターバックス。フード一つにも「豊かさ」を感じさせます。