ポップコーンはポップコーン専用トウモロコシからできる
「トウモロコシを食べるときは、かぶりつくと歯に挟まるので、気が付いたらひと粒ずつむしって食べています…。」という方はいませんか?
そんな、むしり上手なあなたにピッタリなアイテムの登場です!!
粒が房にびっしりと付いた、ポップコーンの本来の姿を見届けてから作るポップコーン体験は格別なもの。
小さい子どもがいたら一緒に作りたくなるおやつです。
坂ノ途中で扱っているポップコーンだから、栽培基準は「栽培期間中、化学合成農薬、化学肥料は原則不使用」の安心素材です。
房1本でどれくらいのポップコーンができる?
すでに十分乾燥させたものが3本、白い紙袋に入って届きました。リーフレットが付いて無いよう!と慌てましたが、白い袋の中に入っていました。本当に小さなリーフレットです。
乾燥トウモロコシは普通のトウモロコシと比べると、細くて、まるで折り畳み傘みたいです。
粒は引き締まって、濃い黄色に透き通っています。
粒を房から外すときは、小さく細かい皮のようなものがひらひら舞うので、下に紙を敷いて作業したほうが良いでしょう。
試しにひと房ほぐしてみたら、カップ半分ぐらい、重さは90gくらいになりました。
3本分だと270gくらいというところでしょうか。
ポップコーンを作る
塩味
一回に大匙山盛り2杯くらい、うちの小さめのフライパンの底に敷き詰める程度を入れて作ってみました。
粒が浸る程度にたっぷりめに油を入れ、塩は二つまみくらい入れて蓋をして火にかけます。
(最初に作ったときに一部不発だったのは油が少なかったからかと反省して、二度目は油は粒を浸す程度にたっぷり目にしてみました。)
あたりを片付けているうちにフライパンからぽんぽんと小気味良い音がしてきました。
火は強火だと焦げるし、弱火だと爆ぜないし。これまでポップコーンはときどき作っていますがまだ慣れません。
すっかり音がしなくなったらできあがりです。フライパン一杯にできています。
いつもながらポップコーンってちょっとの手間で山ほどできてうれしいですね。
シンプルな塩味がやっぱりおいしい。
キャラメル味
ポップコーンを塩を抜いて作り、一旦フライパンから皿などに移しておきます。大匙山盛り2杯のポップコーンの粒から35~40gくらいのポップコーンができました。
フライパンに粉状にした黒糖60gと水大匙1を入れて中火で加熱。全体が泡状になったところへ、作っておいたポップコーンを入れてよくまぜて絡めます。器に移して出来上がりです。
うちにあったのが黒糖だったので、かりんとう風なポップコーンができました。次回はメイプルシロップを手に入れてアミューズメントパークの味を作りたいです。
キャラメル味簡便法
油と塩を入れた後、黒糖も一緒に入れて蓋をして作る簡便法でもそれなりに出来ました。黒砂糖は大匙2杯くらい。
乾燥トウモロコシのロマン
幼少時、種屋さんで「ポップコーン用トウモロコシの種」を見かけてから憧れていた、ポップコーンになるトウモロコシ。
「これを植えたらポップコーンができるのか、でも簡単すぎて嘘みたいだ」とか考えて結局やらずじまいだったけれど、年月を経て、粒になる直前の房ごとのトウモロコシと巡り合えました。次は、ポップコーン専用トウモロコシが地面の上で成長した姿というものを見てみたいと思います。