明治ミルクチョコレートの魅力
1926年(大正15年)9月13日に発売開始された、たいへん歴史のある大衆的な日本のお菓子、明治ミルクチョコレート。
ラベルからしてチョコレート色しておいしそうな明治ミルクチョコレートは、どこのスーパーやコンビニでも手に入れやすいおなじみのお菓子でありながら、「食べて元気になる」がテーマの当ブログ・vegelog的視点から見てもなかなかのハイスペック商品でした。
以下に、vegelogの考える、明治ミルクチョコレートの魅力を挙げてみます。
植物油脂不使用の稀有なチョコレート
加工食品であるお菓子に植物油脂(マーガリン、ショートニング、ファットスプレッド含む)の表示のないものは本当に少ないのですが、これだけ有名なお菓子でありながら植物油脂の表示のない稀有なお菓子で、このことを発見した時には目を疑いました。
明治ミルクチョコレートは素材がシンプル
それ自体複雑な加工食品である植物油脂を使っていない上に、そのほかの素材も、砂糖、カカオマス、全粉乳、ココアバター、レシチン、香料と、割とシンプルです。
明治ミルクチョコレートは1枚50g
板チョコは1枚50gと、きりが良い単位で、手作りスイーツに使う時にも便利です。
1枚は3×5コマの15個に切れ目が入っているので、1枚を5人で分けようとか、3日で食べようとか、分割するのもやりやすい。
手に入れやすい
スーパー、コンビニなど、お菓子を買う時によく見かける、手に入れやすい商品です。
価格は税込118円。スーパーなら100円前後で手に入ることもあります。
明治ミルクチョコレートの各種情報
明治ミルクチョコレートのラベルに記載されている各種情報を見てみましょう。
原材料
砂糖(外国製造)、カカオマス、全粉乳、ココアバター/レシチン、香料、(一部に乳製品・大豆を含む)
販売者
株式会社 明治 東京都中央区京橋2-2-1
製造所
埼玉県坂戸市千代田5-3-1
名称 | チョコレート |
原材料名 | 砂糖(外国製造)、カカオマス、全粉乳、ココアバター/レシチン、香料、(一部に乳成分・大豆を含む) |
内容量 | 50g |
保存方法 | 28℃以下の涼しい場所で保存してください。 |
製造者 | 株式会社 明治 東京都中央区京橋2-2-1 |
製造所 | 埼玉県坂戸市千代田5-3-1 |
栄養成分表示 1枚(50g)当たり
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
283kcal | 3.8g | 18.4g | 26.7g(糖質24.5g 食物繊維2.2g) | 0.065g |
カカオポリフェノール | 343㎎/1枚(推定値) |
明治ミルクチョコレートに含まれるアレルギー物質(特定原材料等)
乳成分・大豆
明治ミルクチョコレートを食べた感想
取り出すときの注意
チョコレートは銀紙にくるまれていて、さらに紙のラベルで覆われています。
銀紙が紙のラベルから抜けないよう、両端2か所で接着されているので、ただ引っこ抜こうとしても抜けません。
最近はなんとなく、賞味期限側で紙と銀紙をはがして、取り出しています。
いつもの味・基準の味
ロッテのガーナチョコレートも好きですが、近所の店では明治・ミルクチョコレートが手に入りやすいので、ここ数年、買う時は1枚でなく1箱(10枚入り)で買い置きするのが常です。
自分にとってはすっかり、明治ミルクチョコレートがいつものチョコレートの味となっていて、別のチョコレートと比べるときの基準の味になっちゃってます。
黒・赤・白は植物油脂あり
明治の板チョコはミルクチョコレートの他にも種類があって、全部で4種類ですが、ミルクチョコレート以外の三種類(黒ラベル、赤ラベル、白ラベル)はいずれも植物油脂が使われているので、vegelog的には残念です。
なお、黒ラベル(明治ブラックチョコレート)と赤ラベル(明治入ミルクチョコレート)は1枚50gと、ミルクチョコレートと同じ50gで、きりの良い量になっています。
明治ブラックチョコレート
名称 | チョコレート |
原材料名 | 砂糖(外国製造)、カカオマス、植物油脂、全粉乳、ココアバター/レシチン、香料、(一部に乳成分・大豆を含む) |
内容量 | 50g |
保存方法 | 28℃以下の涼しい場所で保存してください。 |
製造者 | 株式会社 明治 東京都中央区京橋2-2-1 |
製造所 | 埼玉県坂戸市千代田5-3-1 |
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
288kcal | 3.3g | 19.7g | 26.1g(糖質22.8g 食物繊維3.3g) | 0.013g |
カカオポリフェノール | 639㎎/1枚(推定値) |
4種類をカカオの多さで並べると、明治ブラックチョコレートが断トツに多く、カカオポリフェノールは明治ミルクチョコレートの倍近くあります。
明治ハイミルクチョコレート
名称 | チョコレート |
原材料名 | 砂糖(外国製造)、全粉乳、カカオマス、ココアバター、植物油脂、脱脂粉乳/レシチン、香料、(一部に乳成分・大豆を含む) |
内容量 | 50g |
保存方法 | 28℃以下の涼しい場所で保存してください。 |
製造者 | 株式会社 明治 東京都中央区京橋2-2-1 |
製造所 | 埼玉県坂戸市千代田5-3-1 |
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
289kcal | 4.8g | 19.5g | 24.4g(糖質23.0g 食物繊維1.4g) | 0.11g |
カカオポリフェノール | 179㎎/1枚(推定値) |
明治ハイミルクチョコレートはミルクたっぷり。カカオマスやココアバターより多くの全粉乳が使われています。
カカオポリフェノールは明治ミルクチョコレートの半分くらいにはなりますが、一応入っています。
明治ホワイトチョコレート
名称 | チョコレート |
原材料名 | 砂糖(国内製造)、全粉乳、ココアバター、植物油脂、脱脂粉乳、/乳化剤、香料、(一部に乳成分・大豆を含む) |
内容量 | 40g |
保存方法 | 28℃以下の涼しい場所で保存してください。 |
製造者 | 株式会社 明治 東京都中央区京橋2-2-1 |
製造所 | 道南食品株式会社 北海道函館市千代台町14-32 |
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
235kcal | 3.4g | 15.9g | 19.7g | 0.10g |
明治ホワイトチョコレートは見た感じ細長く見えましたが、実際に他と比べて本当に10gも少なかったです。
カカオポリフェノールも皆無の、ホワイトチョコレートです。
でも製造は北海道なんですね。これはこれで素材を厳選した良いもののようです。